先の医局会議で議論された、最大の課題は「平均在院日数の短縮」でした。

 

看護部長から「10対1入院基本料 1,332点」の取得を目指す方針明らかにされました。現状は「13対1入院基本料 1,121点」が算定されています。そして、「十対一入院基本料の施設基準」のうち、当院が今改善しなければならないことが、平均在院日数です。これまでの13対1であれば24日以下が要件だったのですが、10対1では21日以下が要件になります。

 

さて、「平均在院日数」とは何でしょうか? 実は、いま入院している患者さんの入院期間の加算平均ではありません。

 

 

そして、さらに詳細な条件があります。例えば、「在院患者とは、毎日24時現在当該病棟に在院中の患者をいい、当該病棟に入院してその日のうちに退院又は死亡した者を含むものである。」とあります。なんともややこしいですね。

 

また、「新入棟患者数とは、当該3か月間に新たに当該病棟に入院した患者の数及び他の病棟から当該病棟に移動した患者数の合計をいうが、当該入院における1回目の当該病棟への入棟のみを数え、再入棟は数えない。」ということらしい。

 

さらに、「『基本診療料の施設基準等』の別表第二に規定する入院患者は除く。」・・・ここまでくると、計算するのが嫌になります。この別表第二には24項目あるのですが、そのうち当院に該当しそうなのは、「一般病棟(一般病棟入院基本料、特定機能病院入院基本料(一般病棟に限る。)又は専門病院入院基本料を算定する病棟を除く。)に入院した日から起算して九十日を超えて入院している患者であって、医科点数表第一章第二部第一節障害者施設等入院基本料の注5に規定する厚生労働大臣の定める状態等にあるもの」の記載です。

 

とにかく、実際の計算は専門の医事課さんに任せることにして、私たちがやるべきことは、たくさん入院させて、さっさと退院させるということです。これまでは、病床稼働率を重視して平均在院日数は軽視されてきました。今後は、平均在院日数の短縮を優先することが先日の会議で確認されています。

 

さて、ここでいったん立ち止まって、考えましょう。「医療安全」は??・・・・平均在院日数の短縮とは、入退院数の増加を意味します。つまり「忙しく」なるのです。「医療安全」の観点からは「忙しい」のは良くないことです。平均在院に数の短縮によって忙しくなっても医療安全が脅かされることがないような、システムの構築、業務の合理化、環境の改善が必要です。

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